ZIPAIR 2022年夏 日本⇔ロサンゼルス航路の搭乗レポ!

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 アメリカの西海岸の空港と羽田/成田空港発着便で安いものを調べていると、ZIPAIRという航空会社が成田空港とロサンゼルス空港で飛んでいるのを見つけました。

しかも価格が往復で10数万円からと非常に安い! 

調べてみると、JALの完全子会社 LCC であることがわかりました。あまり LCC には良い印象を持っておらず、  国内線に乗る場合にはANA、JALを使いがちなのですが、他の航空会社と比較すると、およそ半額程度で往復することができるのは非常に魅力的。。。ということで、今回はこちらのZIPAIRを利用することにしました。

 座席指定、預け入れ手荷物、機内持ち込み手荷物の重量制限(5 kg 以下が無料範囲)、機内食、ブランケットなどがすべて有料…など、LCC ということもありいくつか注意すべき点がありました。

預け入れ荷物の制限

 預け入れ手荷物の重量区分は14 kg、 23 kg、 32 kg の3種類となっています。(料金は路線によって異なるためホームページで確認ください)機内持ち込み手荷物の重量制限は5 km 以下が無料となっており、プラスで購入すれば7 kg プラスの 計12 kg を持ち込みすることができます。

 今回、私は航空券購入時に、座席指定、預け入れ手荷物、機内食がセットになったオプションを選択し購入しました。このセットは別々に注文するよりも20% Off になるお得なセットです。しかし、預け入れ手荷物の重量が変更できないため、23kgを超えてしまうと預け入れ手荷物を一つ追加することになってしまい、32kgの預け入れ荷物を一つ購入するよりも割高になってしまうことになります。また、オプションを一度購入してしまった場合、キャンセルをすることができないので注意が必要です。(このことに気づいていなかった私は、帰りの23kgの重さ制限と戦うこととなりました(笑))

 航空券購入時にこれらのオプションを追加するのですが、支払うタイミングが ANA、 JALなどでは、とりあえず予約して後で支払う、ということができるのですが、ZIPAIRの場合、予約のタイミングで支払いとなります。ネットでの申し込み以外では事務手数料がかかり、料金が少し高くなってしまうことがありますので、航空券購入時にオプションを追加しないとしてもインターネットでの購入がおすすめです。

機内にモニターがない

 映画を見たりテトリスができたりするよくある前の席に付属しているモニターがZIPAIRの機内にはありません。代わりに自身のスマートフォンを用いて機内サービスに接続し、映画を観たり音楽を聴いたりすることができます。ただし、映画も10本程度しか選択肢がないので、 事前に映画や音楽をダウンロードして行く方が良いと感じました。(2022年の夏はキングスマン、スターウォーズ、ハーレークインの映画があったかと…)スマホの充電はUSB-Aでコード接続可能です。

 機内販売なども自身のスマートフォンから注文することが可能ですが、カップ麺でも500円程度とやはり少し割高です。帰りの便で後ろの席の方がラーメンをすすっていたのですが、とても羨ましかったです。。 

機内食のタイミングは離陸後約1~2時間後!

 ロサンゼルスだとフライト時間が片道11時間以上となるため、機内食を注文していても残りの9時間程度を絶食して過ごさないといけません。飲み物の配布もないため、飲み物と飴やチョコレートなど小さなお菓子を持っていくと良いと思います
 特によかったのが、日本から持っていった三ツ矢サイダーのキャンディ。アメリカだと甘々なキャンディしかなく、日本の程よい甘さのキャンディーがとても美味しく感じました…! 機内は乾燥もしているので飲み物も多めの方が良いと思います。私の場合はペットボトルの水700mLを全て消費しました! 

ちなみに、機内食は行きは鶏そぼろ丼、帰りはミートボールにしました。美味しかったです◎

WiFiは結構使える!

 飛行機の wi-fi なんてそんな使えるもんじゃないよね〜と思いながら、接続してみると意外とハイスピードで時々とまりながらにはなってしまいましたが、YouTube の視聴もできました。

ただ、スピードは搭乗人数とタイミングにもよるのかもしれません

 行きの満席の便では YouTube の視聴が難しく、帰りの搭乗率50%程度の便では YouTube の視聴やLINE での画像送信もできました。 テキストでのやり取りは往復問題なくできました。 通信スピードがタイミングによって少し差が出てきてしまうので、私は、使えない時はダウンロードしたコンテンツを楽しみ、通信速度が上がった時は動画を見るという過ごし方をしていました。 

その他

 座席は JAL の国内線のものと同様でふかふかです。

 スマホを置くところも座席の前面についており、便利でした。

 あと、これは少し不思議だったのですが、皆さん座席のリクライニングを使わないという雰囲気が出ており、周りで倒している人はほとんどいませんでした。 

まとめ

 色々と注意点はあるものの特別クレームのある所はなく、CAさんにも丁寧に対応していただき、

また乗ろうと思える飛行機でした

 ZIPAIR ではフルフラットというビジネスクラスの座席が比較的安価(成田空港、ロサンゼルス航路で片道十数万円程度)に乗れるようですので、次回はフルフラットで快適な旅行に行ってみたいなあと思います!
日本からアメリカ渡航のために準備したものはこちらからご覧いただけます。

2022年7、8月の日本からアメリカへの単独渡航記!(日本→アメリカ編)

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