初心者でも意外と大丈夫!結婚式でのデジタル一眼撮影体験談

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半年ほど前にひょんなことからミラーレス一眼を購入することになったのですが、購入してからあんまり活用できていませんでした。

そんな時に友人から結婚式をするとの連絡

これは良い目標だと思い、少々勉強をして、当日撮影に臨みました。カメラはSony α6400、レンズは E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, E 55-210mm F4.5-6.3 OSSの2本を持っていきました。

結果、そこそこ良い写真は撮れます。しかし、焦点距離は2パターンで用意し、カメラ2台は欲しいというところでした。今回はカメラマンさんが2人もいて、動画も写真も1人2台のカメラで撮影されていたため、プレッシャーを感じずに撮影できましたが、頼まれて一人で撮影するには難しい…と実感しました。

いろいろ思うところがあったため、記録として残しておきます。

難しいと感じたポイント

特に難しいと感じたポイントは3つ。

  1. 新郎新婦との距離が挙式では近いが、披露宴では遠い
  2. 席次(ポジション)
  3. 二人がこちらを向いてくれない

各項目について、詳しく解説します。説明するまでもないものもありますが…

  1. 新郎新婦との距離が挙式では近いが、披露宴では遠い
    これは、会場についてから実感しました。披露宴は2回目、挙式は初めてだったのですが、挙式の会場に入ったことがなく、挙式会場は思いのほか距離感が近いことに衝撃を受け、慌てて、望遠レンズから交換しました。会場の規模感を、あらかじめHPでチェックするや新郎新婦に確認しておくべきだと感じました。
    やはり、会場でレンズ交換をするのはセンサー部分への埃の侵入や交換するための時間を考えると、カメラは2台ほしいですね。望遠のもの(100~300mm)近い距離でも撮影できる焦点距離のもの(35~50mm)と合わせて、雰囲気を出すためのF値の低い単焦点レンズがあればベストだと感じました。(3台持つのはしんどいですが…)

  2. 席次(ポジション)
    私の事前準備が偏っていたので、特にポジション取りを考えていなかったのですが、挙式では座席が特に決まっておらず、好きなところに座ることができました。係りの方に誘導されるがまま、中央花道側?に座ったので良かったものの、人と人との間に座っていれば、写真も全然撮ることができなかったかと思います。披露宴は座席指定なので、仕方がないですが、挙式で撮影する際はどの構図で撮りたいかを意識して座る位置を考えたほうがよさそうです。

  3. 二人がこちらを向いてくれない
    向くべきところが多いので、仕方がないのですが、挙式中も披露宴中もなかなかこちらを向いてくれない…難しいですね。やはり、座った状態から撮影していると同じような写真しか撮れず視線もなかなか取れず…。向いてくれるのをひたすら待ち、向いてくれた際には低速で連写しました。少ない瞬間を狙うためには、低速で連写くらいしておいたほうが良いのかもしれません。個人的に、ここは今後用検討事項です。

 

やってよかったこと

今回初めてのアマチュア撮影でしたが、事前に調べてやってよかったと思ったことがあります。

  1. 挙式中の動画を撮影
  2. 参加した友人の写真をたくさん撮る
  3. 結婚式当日に写真・動画のデータを送る


それでは、下記にそれぞれ詳しく見てみましょう。

 

  1. 挙式中の動画を撮影
    これは、なかなか喜ばれました。挙式中はかなり緊張していたようで、ほぼ記憶がなかったとのこと(笑)
    皆さん写真は撮られるのですが、ムービーをとっている人がいなさそうだったので、誓いや指輪の交換のタイミングで30sec~1min程度の短いムービーをいくつか撮影しました。結婚式に参加できなかった人へのショートムービーなど作成するかな?と思って撮影しましたが、本人が挙式を思い出すひとつとなったようです(笑)
  2. 参加した友人の写真をたくさん撮る
    挙式前の待ち時間や他の友人と撮影した写真を見せてみんなで盛り上がりました。みんなばっちり決めているので、撮ってもいいかと聞くとだいたいOKしてくれますし、私の撮影のリハーサルにもなりました。
  3. 結婚式当日に写真・動画のデータを送る
    結婚式場で撮影した画像も当日に送ってくれるところはないのではないでしょうか。
    こちらは幸いにも複雑なレタッチをする技術を持ち合わせていないため、さっと送ることができます。(今後頑張りたい…)
    結婚式の当日は一番気持ちも盛り上がっているところ。そのタイミングで写真を送ってあげられることもとっても良いことなんだなあと感じました。特に意識して早めに送ったわけではなかったのですが、喜ばれて気づきました。

番外編:やらなくてよかったこと

少し悩んでやめたのですが、三脚の持ち込みです。前回参加した披露宴の会場が広く、三脚を持っていても問題がなさそうなところでした。しかし、今回はサーバーの方も多く、置く場所がなかったため、もっていかなくて正解でした。テーブルに肘をついて支えながら撮影していましたし、三脚を使うシーンはほぼなかったです。

まとめ

結局、写真の質でいうと納得のいくものではありませんでしたが、同僚や新郎新婦と「めちゃいいカメラワークだね!」や「これベストショットじゃない!?」と盛り上がり、”ありがとう”と言ってもらえたことが一番嬉しく、撮ってよかったと思いました。

撮っていること自体も楽しかったので、結婚式という人生の晴れ舞台の1つ良い思い出作りの手伝いができることはとても幸せなことなんだなあと初めての感覚がしました。

また、友人にしか見せない表情や私だからこそ撮れるものもあったのかなあ、なんて。今後は”私にしか取れない写真”が撮れるよう、この人の写真だとわかってもらえるような世界の切り取り方ができることを目標にしようと思えたことも今回の成果です。

ひとまず、素敵な結婚式にご招待いただいたことに感謝し、友人の幸せが末永く続くよう心から願っています。

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