今回は今までに伺ったことのある100箇所以上の温泉施設の中で特に印象に残った場所をまずは、3か所ご紹介します。
これらの温泉は、「安く」「記憶に残る」ことを特徴としています。
日頃の疲れを癒し、楽しませてくれる温泉。旅行先の候補にいかがでしょうか!
No.1 新玉川温泉(秋田県)
こちらは、強酸性温泉として有名です。
また、3つの日本一を掲げられています。
- 強酸性 pH1.2が日本一!
- 単一源泉で温泉噴出量が日本一!
- 日本で唯一の天然岩盤浴が日本一!(岩盤浴発祥の地)
体に傷があると滲みて入ることができないほどです…
私は傷がなかったのですが、しばらく浸かっていると少し肌がピリピリしました。
お風呂は9種類(貸切浴場除く)あり、特に良いなと感じたのは飲泉でした。
浴場内で提供されており、温泉水を水で5〜8倍に薄めて飲みます。
(温泉水は源泉を2倍に希釈しているそうなので、実質源泉を10〜16倍にしたのと同等)
薄めてもかなり酸っぱいです…
また、歯を痛めないために飲んだ後のうがいが必須ですし、温泉を触った手で顔にも触らない方が良いです…
レジャーはもちろん、療養や静養を目的としての宿泊滞在もでき、日帰り湯として予約なしで利用可能です。食堂もあるので、温泉に入った後にご飯を食べるのも良いですね。
館内には、湯治相談室があり、看護師の方に入浴指導や湯治相談を無料でできます。
♨日帰り入浴
- 営業時間:平日10:30~15:00(最終入場14:30) 、土日祝 10:00~15:00(最終入場14:30)
- 入浴料金:大人800円 子供400円
- その他:タオル・バスタオルのレンタルなし。
(2021年8月21日時点)
公式HPはこちら
No.2 山鹿温泉さくら湯(熊本県)
ここは、泉質はもちろん、建物の雰囲気もとっても良いです。
明治より市民浴場として親しまれていましたが、一度取り壊され、平成24年に往年のさくら湯が復活したという歴史があるそうです(かなり抜粋してるので、詳細は公式HPへ)。
泉質はアルカリ性単純温泉でとろみのあるお湯で、お肌がすべすべになります。
源泉掛け流しですが、泉温も40度とちょうど良く、入っていてとても気持ちいいです。九州最大級の木造温泉でツルスベになれるなんて最高です。
アルカリ性の温泉としては、佐賀県の嬉野温泉が有名ですが、個人的には山鹿温泉の方がとろみを感じます。
また、入湯料が350円とお安く、6〜24時まで営業されており、残業の帰りに、旅行で少し遅くに寄りたいなどの要望に応えてくれる温泉だと思います。
♨日帰り入浴
- 6時〜24時、休館日は毎月第3水曜日(祝日の場合は翌平日)
- 大人(中学生以上)350円、子ども150円、障害者(大人)150円、障害者(子ども)80円、回数券あり
- その他:シャンプー、リンスは備え付けあり
公式HPはこちら
No.3 尾之間温泉(鹿児島県)
こちらは、屋久島の温泉!そして、この温泉とにかく熱い…本当に熱い…。
2分入って体が真っ赤になって、出たくなっちゃいます。源泉温度は49度とのこと。
こちらの温泉は、屋久杉登山の帰りに寄ると、この熱さも体に染みてとても気持ち良いです。
あまり大きくはなく、小さな浴場でゆっくりつかるというよりも、さっと入って気分転換にする、位のイメージです。
足湯もあるので、こちらだけの利用でも◎
♨日帰り入浴
- 営業時間:7~21時(月曜日12時~21時)、定休日は月曜日の午前中
- 入湯料:大人(中学生以上)300円、子ども 150円、70歳以上の町民 200円、尾之間区民と小島区民 無料
- その他:シャンプー、リンスは備え付けありません。現地でも購入も不可でした。
詳しい情報はこちら
温泉に行くときのチェックポイント
温泉に向かう際には、下記項目を確認しておいたほうがGoodです。
- シャンプーやリンスは備え付けてあるか?(特にリンスinシャンプーのところも多いので注意)
- 体を洗う場所はあるか?
- タオルは購入可能か?
今回ご紹介するところは、公衆浴場なので、予約は必要ではありません。
しかし、九州地方に多い家族風呂では、予約しないと2時間待ち!!なんてこともざらにあるので、電話で待ち時間を確認してから向かうようにしたほうが良いと思います。
予約は大体会員になってからしかできないところが多いので、一応、確認位の気持ちでできるか聞いてみましょう。
まとめ
温泉はその土地でしか味わうことのできない貴重な体験です。湯気立ちこめる温泉につかったあとは、地元のお料理やお酒をいただき、まったりとした時間を過ごす…
日本は大体どこでも温泉、銭湯がありますので、ご近所でちょこっと楽しむのでも十分楽しめると思います!(楽しもうという気持ちが重要◎)