大学院修士卒理系の就活経験談

DIARY
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現在、社会人として働いている私ですが、大学生の後輩や親せきから「どうやったらいい?」や「インターンってとりあえず行こうかと思うけど、どんな意味があるの?」「就活面倒…」という声をよく聞きます。

そこで、私自身がどのようなモチベーションで就活を行っていたのか、を共有したいと思います。

就職までの道のりは?

就活はざっくり下記のような流れでおこないました。
(*こちらは、あくまでも新卒一斉採用の場合です)

就活フロー
  1. 自己分析
  2. 業界情報収集
  3. 会社情報収集
  4. ES(エントリーシート)作成
  5. インターン参加
  6. 就活解禁

私の場合は、修士課程を修了し就職したため、大学院1年生の6月ごろにインターンに参加し、1年生の3月から本格的に会社説明会やエントリーが始まりました。

年によっても開始時期やタイミングは変わるかと思いますので、詳しくは、就活専門のサイトにてご確認ください。(「〇〇年卒 就活 スケジュール」でググれば一発です)

就活のモチベーションは?

私の就活の時のモチベーションは、次のようなもので、メリットが大きいと思いますので全力で就活に取り組むことをおすすめしています。

 

  1. 様々な会社の中を見ることができるまたとない機会
  2. 自己分析は今までの人生の振り返りとして今後の自分のためになる
  3. 交通費支給など実質タダで旅行可能

メリット3:会社の周りを観光できる

 この機会を得ることができるのは、就活のタイミングだけだと思います。

そもそも会社になんて興味ないよという方には無縁になってしまいますが…。今まで自分が知っている企業の事業内容や拠点などを調べることはWeb上で可能だと思います。

しかし、実際にその拠点に伺い、会社の中を見学したり、現に働いていらっしゃる社員の方々にお話を聞く機会というのは、社会人になってしまうとなかなかないものです。

メリット2:自己分析は今までの人生の振り返りとして今後の自分のためになる

 かなりの時間と労力が必要な「自己分析」ですが、これは入念に行うのがおすすめです!

今後のことにフォーカスして行うことが多いかと思いますが、私自身は、覚えている限り(幼稚園くらい)から遡って自分年表を作成していました。

年齢とその時の夢や取り組んでいたことなどを、できるだけ詳しく記入していきます。思いついたことなんでも記入してOKです。

この表を見返して、どのようなことに関連していることが多いのかを見返してみます。

 私の場合は、”海”に関することが多く、夢は”医療”関連が多かったです。

幼稚園から総合して振り返るなんてことは今まであまりなかったため、 こんなことをやってきたのか~と面白く自己理解を深めることができました。

ご両親などにどのようなことに自分は興味を持っていたか聞いてみるのもアリですね。

何かを目指してやってきた、ということも重要ですが、これまで自分が興味を持ってやってきたことで一貫性を意識せずにやってきたことに関しても何かしらのつながりが見つかるはずです。

 こうして、過去のことを振り返ることができれば、次は未来のことに関して考えてみます。

できる限り、遠い未来に何をしたいのかを考えます。自分の会社を持ちたい、や結婚して子供が欲しいなどの実現したい夢を具体的に書き出してみましょう。

 ポイントは”いつ”、”何を実現したいのか”を意識することです。

そして、できるだけ具体的にするために、その時の状況を簡単な絵にしてみることをお勧めします。

結婚して子供が欲しいといっても、どの年齢の時に欲しいと思うのか。男の子なのか女の子なのか、1人か2人か、など絵にしてみるときに意外と具体性がないと描けないことに気づくはずです。

メリット3:会社の周りを観光できる

 都心の会社説明会だけでは少ないかもしれませんが、地方の工場での説明会やインターンまたは、エントリー後の面接では交通費支給してくれる企業が多く、就活ついでに現地の観光ができます。

自分がいずれ働くであろう本社やその他拠点の周辺の環境や雰囲気を確認できることは実家と会社の距離が離れている私にとっては、大変ありがたい機会でした。

そのついでに、周辺の観光地にちょっと寄ってみたり、行く機会のなかった地域に行くことができ、大変面白かったです。

私は、山口県と静岡県のかなり田舎のほうまで行くことができました。(静岡の「さわやか」のハンバーグのおいしさと待ち時間の長さに感動…)

まとめ

 これから就活する方には、自分年表の作成をとってもお勧めします。

実際のESやウェブテ、面接に関しても私なりに工夫したところはありますが、一貫していたのは自分年表の見方を変えながら話をしました。

エピソードもいくつか用意して企業ごとに多少変更・盛りはするものの、自分の考えを曲げるや嘘は話さないようにしていました。

 個人的には、無理して入った会社では合わなく、すぐにやめてしまう気がしていて、素直な自分を表現して企業側に選んでもらうようにしていました。

ちょっと違うかも?と思いながら、練習のために挑んだ面接では、やはり落とされました。会社もあうあわないがあるだけで、落とされることも当然だと思っていました。(新卒で入社した会社は第一志望の会社で、1週間程度で一次面接→最終面接までトントン進みました)


 就活生の方々には、この機会をうまく活用し、楽しんでもらえると嬉しいです。