【経験談】Urgent CareとEmergencyの違い、保険の注意点

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こんにちは!さとぅです。

アメリカに到着して、ようやく時差ぼけが治ってきたかな?という頃にやってくるのが、

突然の体調不良!

環境の変化や慣れない生活の疲れで、自分や家族が熱を出してしまうこと、本当によくあります。

日本なら「とりあえず近くの内科へ」で行けますが、アメリカの医療システムは日本とは全く別物。
かかりつけ医(PCP)に連絡しても、予約が1ヶ月先なんてこともザラです。

そこで今回は、いざという時に焦らないために絶対に押さえておきたい

アメリカの急な受診ガイド」をまとめました!

受診先は大きく分けて2つ!

アメリカで「今すぐ診てほしい!」という時の行き先は、主にこの2つです。

① Urgent care(アージェント・ケア)

日本でいう「休日夜間診療所」や「近所のクリニック」に近い存在です。

  • どんな時に行く?:急な発熱、軽い怪我、喉の痛みなど
  • 特徴:予約なしで行けることが多い。土日や夜間(場所による)も診療。
  • ポイント:生死に関わらない症状なら、まずはここを探しましょう!

② Emergency / ER(エマージェンシー)

いわゆる「救急外来」です。

  • どんな時に行く?:呼吸困難、手足が動かない、激しい頭痛など、生死に関わる症状。
  • 特徴:24時間365日オープン。
  • 注意点:Urgent Careが閉まっている深夜帯などもこちらになります。

実は、私もどちらも受診したことがありますが、Emergencyは緊急度が高い人から優先されるため、かなり待ち時間が発生することもあります。

でも「これはマズイ」と思ったら迷わず受診してくださいね…!(金銭的にも法律で守られています。下の「No Surprises Act」のところでご確認を。)

【最重要】受診前に必ず確認すべきは「保険」

アメリカの医療費は、日本のような国民皆保険ではないので、自費診療になると信じられないほど高額になります……。

保険でカバーされるか調べる方法

保険会社のホームページから、自分の保険の種類で「In-network(提携内)」の病院かどうかを確認できます。

例えば、Cignaの場合には下記のように確認できます。

1. 準備:保険証(ID Card)を手元に置く

検索を始める前に、必ず自分の保険証を確認してください。

Cignaには「Open Access Plus」「LocalPlus」など多くのプランがあり、プランが違うとインネットワークの対象も変わります。

カード表面にある「Network」という項目に書かれた名称をメモしておきましょう。

2. Cigna公式サイトでの検索手順

タイムラインのタイトル
  • 1
    「Find a Doctor」へアクセス

    Cigna公式サイトのトップページから、「Find a Doctor, Dentist, or Facility」をクリックします。(サイト上部の「Find a Doctor」でもOK!)

  • 2
    検索方法を選択

    • 会員(myCigna)ログイン: 自分のプランに合った結果が自動で出るため、最もおすすめで確実な方法です。

    • ゲスト検索: まだログインできない場合は、”Employer or School”(勤務先・学校の保険)などを選び、調べたいエリアの「Zip Code(郵便番号)」を入力します。

  • 3
    プラン(Network)を選択【超重要!】

    ここで先ほどメモした「Network名」を正しく選択してください。ここを間違えると、表示された医師が実は対象外だったという悲劇が起こります。

  • 4
    「医師」または「施設」で検索

    検索窓に、探したい対象を入力します。

    • 医師を探す場合: 名前(氏名)または専門科(例:Primary Care, Pediatrics)を入力。
    • 施設を探す場合: 施設名(例:ABC Hospital)または種類(例:Urgent Care, Lab)を入力。

3. ここが落とし穴!「両方の確認」を忘れずに

ただし、注意点は、「病院がOKでも、医師がNGな場合がある」ということです。

  • 施設(Facility): 病院の建物、検査センター、手術室など。
  • 医師(Provider): 診察する医師、執刀医、麻酔科医など。

アメリカでは病院と医師が個別に契約しているため、「インネットワークの病院に行ったのに、担当医がアウトオブネットワークで全額自己負担になった」というケースが後を絶ちません。

大きな手術や検査をする際は、施設と医師、両方に「In-Network」のマークがついているかを必ずダブルチェックしてください。

4. 最終確認は「電話」

オンラインの名簿は情報の更新が遅れていることがあります。

余裕があれば、電話をして以下のフレーズで確認できると安心です◎

“Are you (or this facility) in-network with my Cigna [プラン名] plan?”
(あなたのクリニック/施設は、私のシグナルの〇〇プランの提携内ですか?)

No Surprises Act(不当請求禁止法)による保護

実際に、私がEmergencyを受診した際の総額は、なんと約4,000ドルでした!
(保険でほとんどカバーされましたが…)

Emergencyの場合は、病院や医師がネットワーク外であっても、インネットワークと同じ自己負担率でカバーされるように連邦法で定められています。(2022年より)

これにより以前よりも金銭面でためらうことなく、受診できるようになったようです。

知っておくと役立つTips

  • 英語が不安な場合通訳システム(Translation system)を導入している病院を選ぶのがおすすめです。専門用語が多いので、無理せず頼りましょう!
  • 持ち物:最近はスマホで保険証を見せるタイプも多いですが、念のため保険内容が書かれたもののコピーを持っておくと受付がスムーズです。(保険の種別を詳しく聞かれます)
  • 身分証:私は、いつもパスポートも合わせて持参するようにしています。

まとめ

体調が悪い時に病院を探すのは本当に大変です。

元気なうちに、下記を下調べしておくだけで、心の余裕が全然違います。

  • 自分の保険種別
  • インネットワーク施設・医師の調べ方
  • 家から一番近いUrgent care(←実質的には一番役立つ)

皆さんがアメリカ生活を健やかに過ごせますように!

おまけ

英語で「Hospital」というと総合病院のようなイメージで、「Clinic」というと近所の病院という感じらしく、安易に「Hospital」というと「えぇ、大丈夫!?」となるようです。笑

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